南アルプス深南部 畑薙第一ダムから大根沢山、信濃俣、光岳、加加森山、池口岳をへて池口
山名:大根沢山、信濃俣、光岳、加加森山、池口岳
山域:南アルプス深南部(静岡県静岡市、長野県南信濃村)
行程:畑薙第一ダムから大根沢山、信濃俣、光岳、加加森山、池口岳をへて池口
日時:2009年6月1日(月)〜6月4日(木)(車回収ふくむ) 晴れ
メンバー:H.K. 記録:H.K.
行程図 カシミール地形図より作成
いよいよ深南部の核心部です。山行テーマとしては大根沢山から光岳と光岳から池口岳
の2テーマですが光岳へまた入るのが大変なので合わせて大根沢山−池口岳で計画しまし
た。時期は残雪が少なくなり梅雨入り前で日照時間が長く晴天も期待できるということで
6月第1週に休暇をとっておこないました。
行動時間 (着時/発時) 日出:4:27 日入:18:51
6/1 /2:10 5:17/5:50 11:08/11:25 13:23
浜松====畑薙第一ダム—---田代沢頭—-------大根沢山
6/2 /5:00 12:33/12:47 16:32/16:40 18:22
大根沢山―--- 信濃俣--------百俣沢頭-------光小屋
6/3 /4:50 5:30/5:47 12:36/12:40 17:48 19:00/20:27 24:00
光小屋―---光岳--------池口岳-------池口=====平岡駅=====浜松
6/4 /6:00 7:15/7:40 11:40 12:46 15:00 19:00
(車回収) 浜松==== 静岡駅====白樺荘---畑薙第一ダム===白樺荘=====浜松
注)コースタイムはメンバー、季節天候、山域の状況により大きく変わるので参考とし
て下さい。またこの山域は整備されていませんので入山する場合には安全に注意して
下さい。
6/1(月) 晴れ
2:10 浜松出発。 掛川バイパス大代より大井川ぞいに北上し、接阻峡経由で井川
地区畑薙第一ダムへむかう。今回は縦走装備なのでアップダウンの多い明神
谷林道からの尾根はやめ畑薙第一ダムからの尾根を計画した。
5:04 畑薙第一ダム 今日登る尾根の取り付きをさがす。ダム右岸の林道を50mく
らいいくと中電施設への入口がありそこから尾根にとりつけそうである。
車をダムサイトにとめ朝食を食べる。気温12℃
5:50 出発。登山ポストに計画書を提出する。ダムをわたり林道から中電施設への
道を登る。施設を見送り尾根に取り付く。高度約1000m。取り付き点はガレて
いて木をつかみながらよじ登るが後は問題ない尾根道となる。
8:08 1500m。順調に高度をかせぐ。ヘリポートからの尾根と合流する。涼しい。ヒ
バリが鳴いている
10:30 ここまで順調だったのだが1950mから2050mの山腹帯が進行方向が見えない
くらいのとんでもない倒木帯だった。体中ほこりだらけになりながら苦労し
て通過する。(結局ここが今回の全行程中一番倒木がきつかった。)
11:08 田代沢頭着。ここからは通いなれた道を問題なく進む。
途中ガレ縁からは信濃俣、光岳、奥に池口岳や上河内、聖、悪沢岳がみえる。
青空にひつじ雲がうかんでいる。
13:23 大根沢山山頂着。山頂標識がみつからず探し回った。木の上6mくらいに赤
布があるのでそれを探せばよかった。まだ時間が早いので進みたかったがテン
ト適地があるか分からないのと下降が不安なのと450mも下降して明日の天気
が悪かったりすると大変なので予定通り山頂でテント泊とする。
13:42 広場の北側。光岳方面下降路近くにテントを設営する。もったいないくらい
の青空と時間。ゆっくりとコーヒーを入れてくつろぐ。
16:00 ラジオで気象通報を書き取る。梅雨前線がきえて高気圧が通過中なので明日も
良さそうである。今回は梅雨どきの山行なので天候判断ができるように天気図
を用意し気象通報を書き取る練習をしてのぞんだ。(この年の梅雨入は8日だ
った。)
17:00 夕食。今回は軽量で停滞にも対応しやすいのでカレーにした。サラミ、じゃが
芋、にんじん、玉ねぎを細かく切って煮る。カレールーをいれて出来上がり。
1日目はなんでもおいしい。
20:00 寝る。
6/2(火) 晴れ
2:00 起床。朝食 お茶づけ。テント撤収。
5:00 出発。快晴無風。5℃。光岳方面へ北東山腹を下っていく。傾斜は30度くら
いか。所々で尾根があらわれる。方向が違う尾根もでてくるのでコンパスで
確認する。尾根がなくなるとコンパスをみながら山腹を下る。途中ひらけた
ところから仁田岳、茶臼岳の稜線近くに見えて圧倒的だった。
6:04 降下最後降りる尾根が分からず木につかまりながら急な山腹を降りるとブナ
沢コル手前の鞍部にでた。6mほどの大きな岩が行く手をふさいでいる。今
回ロープを用意してきたが所々ホールドがありなんとか使わずに登ることが
できた。
6:42 尾根沿いに急降下してブナ沢のコルへおりた。水音はきこえない。振り返ると
大根沢山がかべのようにそびえたつ。もう戻れない。
7:10 ブナ沢コルの少し北側。下草のあるテントによさそうな小開地。この先通行に
問題になりそうな大岩はなさそうなのでここの立ち木にロープをしばり置い
ていくことにする。(逆コースを行く方は大岩の下降に使用して下さい。)
7:28 快適な尾根歩き。西側に展望あり。白ヤシオがきれい。ヒバリが鳴いている。
カバ沢頭までは多少アップダウンもあるが快適な樹林の尾根歩き。
8:25 1874m。順調に進む。
9:22 カバ沢頭手前 信濃俣が近くに見える。カバ沢頭は立派な岩壁がある。
9:58〜10:20 カバ沢頭山頂2107m。三角点がある。テント泊によさそうな樹林の山頂。
南面のみ展望あり前黒法師岳がみえた。
10:40 2058m 鞍部へおりダラダラと樹林帯を登る。倒木も少なくいいペースで登る。
12:00〜10 椹沢山(信濃俣南峰)2313m。やっと到着。かなり広い芝生のような下草の
山頂でテント良さそう。樹林で展望はない。三角点があり千頭営林署の年季のは
いった山頂標識が置いてある。鞍部におりて信濃俣北峰へ登り返す。
12:33〜47 信濃俣北峰2331m。樹林少ないが展望ない狭い山頂。(テントは南峰のほ
うが良さそう。)三角点あるが山頂標識はない。(文字の消えた鉄板のプレートが
置いてあった。)立派な山容に比して何もない山頂に少しビックリする。本当に
ほとんど誰もこないのだろう。パンを食べて少し休む。今日のメインがすんだ気
分だったがここからが大変だった。
普通に尾根どおりに降り始めたら方向が違っていた。進行方向の北側を見ても尾
根が見当たらないがよく見ると樹林ごしにやせ尾根がはるか下の方に見えた。コ
ンパスを合わせて急斜面を降りていく。
13:26 鞍部。とんでもなかったが前方を見ると樹林越しに立派なピークが見える。地
形図をみても高度もはいっていない無名のピークだがこれが先端が岩峰になっ
ていて大変だった。
13:50 無名の岩峰。木やホールドをつかんでなんとか攀じ登った。逆コースで下降す
るのは大変そうである。後ろを振り返ると信濃俣が圧倒的に屹立している。よく
こんなところにきたものだ。前に進むしかない。
アップダウンがきびしい。また急降下。
14:40 2101m近くのコル。この間の尾根は松が積雪で倒されて横向きにはえていてと
ても歩きにくく通過に時間がかる。ここから百俣沢頭まで300mも登らないとい
けない。
15:52 2276m。長い。やっと上りはじめた。樹林帯を登るが心配していた倒木帯はなか
った。
16:32 百俣沢頭2418m。やっと到着した。なんと残雪である。一般登山道プロムナー
ドコースのはずだ。立派な標識がある。光岳まで80分と書いてある。コースに
そって行けばよい。標識を背景に記念写真を撮る。
17:30 2542m。ホッとしたのもつかの間。コースは残雪に埋もれてわからなくなってし
まった。一般登山道だからか赤テープもあまりない。習性というか仕方がないの
で尾根をひろってコンパスをみながら登っていく。一般登山道の横の尾根なのか
ほとんど歩かれてないようだ。
17:35 しばらく歩くといきなり光岳の展望がひらけた。ハイ松を背景に圧倒的である。
写真を撮る。光小屋も見えている。すぐそこと思うのだがハイ松に阻まれて進め
ない。踏み跡をさがして近ずくが残雪でなかなか踏み跡がみつからない。
18:16 やっと分岐点の標識に到着した。ここは昨夏にきている。ほっとするが光岳周
辺は残雪に覆われている。百俣沢頭への夏道も完全に残雪に埋もれていた。
18:22 光小屋到着。疲れた。小屋も開放しているが先客がいるのでテントとする。荷
物をおろして水をくみにいく。(水は問題なくとれた。)
19:15 日没いっぱいだったがテントを設営する。疲れたのでかっぱを着てそのまま寝
た。
22:10 目が覚めた。あわててラジオをつける。気象通報は漁業気象(気圧配置)をや
っていたのでなんとか書き取る。明日もなんとかなりそうである。予定通り池口
に下ることにする。バテた体調を回復させなければ。
夕食をつくる。カレー。なんとか半分食べる。サラミや皮つきのジャガイモがま
ずい。
24:00 寝る。
6/3(水) くもり
3:30 起床。朝食。残りのカレーを食べる。
テント撤収。気温7℃。天気は高曇りだが展望はよく富士山、聖などが見える。
4:50 出発。残雪で踏み跡もよくわからない。結局光岳山頂をコンパスワークでさがし
まわる。(百名山の山頂をコンパスでさがしまわるとは・・・。)
5:30 光岳山頂。南面深南部の展望がえられた。山行3日目でこれはとてもラッキーな
こと。(昨夏はなにも見えなかった。)写真を撮り展望を楽しむ。
6:00 光石。いつも遠くから目印にしているがこれが光石かということで登る。池口岳。
加加森山が大きく見える。
6:30 分岐にもどり加加森山方向へ樹林帯、立ち枯れのあるハイ松帯をどんどん下る。
ハイ松帯は上からだと尾根が分かりづらくうっかりすると尾根をはずして潜り
込んでしまう。(いい気で突っ込んだらこけてハイ松で新調のカッパが
やぶれてしまった。ショック!)
7:00 2286m前小開地。いいペースだ。光小屋水場の水を飲む。うまいっ。
7:10 ここからの地形が二重山稜地形でむずかしかった。真ん中のくぼ地がだんだん立
木で歩きにくくなり石灰質の大岩に出る。2381mへの尾根は左手の小ピークから
続いているのでセオリーどおり左手の小ピークに登るが山頂は倒木がひどく進
めない。要所でコンパスを合わせて進むといつのまにか元の大岩に戻されてしま
った。(こわ〜。これって道迷い?) 正面は下降気味でおもしろくないが覚悟を
決めて2381mへの尾根の鞍部をねらって谷を横切り尾根に取りつくことができた。
ここで赤テープをみつけてホッとする。1時間もかかってしまった。尾根を登っていく。
最後は山腹を強引に登った。踏み跡は山頂を北側に回り込むようだ。
8:36 2381mピーク。何もない針葉樹の山頂。気温6度。9:23 2430mピーク。この間
はなだらかなアップダウン。時折南面の展望がよい。梅雨前で涼風が心地よい。
9:56 加加森山手前の小開地。正面の樹林が右手に続いている。右奥が加加森山。適当
に入り込み踏み跡を探しながら加加森山山頂に向かう。苔の針葉樹林帯。
10:03〜15 加加森山山頂2419m。山頂標識で写真を撮る。山地図に安易に踏み込むな
と記されていて10年来あこがれていた山頂。来ることができてとてもうれしい。
苔におおわれた湿った山頂を思い描いていたが晴天が続いたからか乾い
た明るい印象をうけた。
10:22 分岐。あらためて踏み跡をたどって戻ると分岐があった。木の上部4mほどに
青と赤の目印がぶらさげてある。ここからは踏み跡が明らかに明瞭になり境界標
のようなものも設置されている。途中 光岳、光石の展望がよい。
11:16 2179m。踏み跡が明瞭で快調に歩く。途中芝生の小開地、展望のよいガレ縁を通
過する。池口岳が正面に大きく突き出ている。
11:50 踏み跡は尾根を外し南下のトラバースとなる。ダルマ沢源流部の水場降下点の
看板があった。池口岳への上りがはじまる。
12:15 かなり登ってジャンクションに到着する。明確な標識がある。ここにザックを
おいて池口岳北峰を往復する。
12:36〜40 池口岳北峰2398m。クマザサの静かな山頂。環境省の大きな案内板がある。
本州唯一の原生林環境保全地域を説明している。山深いエリアはあるだろうに
アルプスでも北上山地でも大台ケ原でもなく深南部であるのがスゴイ。
12:51 ジャンクション。さあどうする。電車の時間も気になるがよく考えると光岳か
らここよりも、ここから池口登山口の方が距離が長いのである。雨もポツポツきたし
整備されている登山路ということで下山を目指す。
13:39〜47 2156m下 大きな岩があり固定ロープがかかっているが問題ない。歩きに
くくペースがあがらない。
14:09 1983m 振り返ると池口岳がみえる。
14:28 ザラナギ平 ササの小開地。水場降下点標識あり。
ガレ縁。池口岳から笹ノ平、鶏冠山が絶景。
15:05 1902m利剣沢の頭。カッパをぬぐ。
15:56 黒薙。ササの小開地。
16:40 1561m
17:00 面切平
17:20 徳造平。
17:48〜18:00 登山口着。長かった。疲れた。ベンチがあり登山ガイド図もある整備さ
れた登山口。駐車スペースあり。携帯が通じる。タクシーをよぶ。集落までしか
上がれないということで林道を下る。電車に間に合いそうだ。
18:30 池口集落。長野県だぁ。家のつくりが静岡とちがう。遠山家前でタクシーが待
っていた。登山ポストがある。(遠山要さんという方が池口岳の登山道を開いて
整備をされたとのことです。ありがとうございます。)
19:00 飯田線平岡駅は駅舎に温泉施設や宿泊施設がついている。電車を1本見送り温
泉にはいる。なかなかいい温泉だった。疲れがとれ食欲がわいてきた。温泉に併
設された食堂で唐揚げ定食と生ビールを飲む。
20:27 最終電車にのって豊橋へ。車掌さんが気さくな方で山のはなしなどした。
23:48 豊橋で乗り換え浜松駅着 バスはない時間なのでタクシーで自宅へ戻る。
6/4(木) くもり 車の回収
公共交通機関を乗り継いで畑薙ダムまで車をとりにいく。
6:54〜7:14 浜松発。乗り継ぎの都合で新幹線でいく。
7:40〜8:59 静岡。静鉄バスで横沢へ。
9:40〜11:40 井川地区自主運行バスで井川の白樺荘へ。
11:40〜12:46 ここからは林道を5km歩いて畑薙第一ダム到着。お疲れ様でした。
13:30〜15:00 白樺荘。いつもなかなか寄れないので今回はゆっくり昼食を食べ温泉に
はいっていく。そば定食がおいしかった。温泉はなんと無料である。
19:00 浜松着
感想
今回、畑薙第一から池口集落まで確認することができました。距離も33kmと長く技術
的にも踏み跡がうすかったり倒木やアップダウンがあったりでしたが天候にめぐまれ
日照時間をたのみに計画どおり歩きとおすことができました。光岳から大根沢山の稜線
と池口岳の稜線を同じ季節に確認でき写真も撮ることができたので良かったと思いま
す。信濃俣から百俣沢頭間の稜線が踏み跡もうすくアップダウンが大きく尾根上の木が
邪魔だったりで大変でした。やはりまだ登山コースにはならないなと思いました。光岳
から加加森山は二重山稜が迷いやすいくらいでした。加加森山から池口岳は明瞭で、池
口集登山口までは登山道として整備されていました。
入山口や稜線の様子を以下に写真で紹介します。
畑薙第一ダム この尾根から登る 林道入口の取り付き点
明瞭な尾根を登る 田代沢頭手前山腹の大倒木帯
ガレ縁より今回の行程をのぞむ 大根沢山山頂
2日目。光岳方面へ山腹を450m下る。 所々派生する尾根を下る。
樹林ごしに光岳から茶臼岳への稜線 鞍部へおりる。
大岩6mくらいがたちはだかっている。 大岩をこえてブナ沢のコルへおりる。
ブナ沢側 沢音はしない。 大根沢山をふりかえる。もう戻れない。
稜線の様子 1913m手前 見事な白ヤシオ
稜線の様子 1874m 1928mより大根沢山を振り返る。
樺沢頭2107m 立派な岩壁 信濃俣が間近に見える。
樺沢頭山頂 稜線の様子 2058mくらい
椹沢山(信濃俣南峰)へ倒木はこの程度 椹沢山(信濃俣南峰)山頂
鞍部へおりて北峰へ 信濃俣北峰山頂
北方。尾根がない? 眼下へ急降下。 鞍部より北峰の北の無名ピーク。
岩峰をなんとか攀じ登る 信濃俣を振り返る。スゲエ。もう進むしかない。
2101mあたりまで尾根上の木で進みにくい。 2119m。百俣沢頭まであと比高300m
2276m 長い。疲れてきた。 百俣沢頭への登り。倒木帯はなかった。
百俣沢頭。なんと残雪。立派な標識に安心したが・・・。 登山道は残雪で分からず結局尾根を進む。
感動。光岳だァ。ハイ松だァ。あと少しと思いきや。 ハイ松と樹林、残雪でなかなか近付けない。
やっと分岐の標識を見つける。 光小屋に到着。疲れたァ。
3日目高曇り コンパスで光岳山頂をさがす。百名山山頂をコンパスでさがすとは・・・。 光岳山頂。南面の深南部展望えられた。
今日の行程 池口岳 加加森山
光石 光岳より下降 あこがれの稜線に突入。
どんどん下る どんどん下る
2286m手前の小開地 大岩がある。尾根の鞍部へトラバース
2381mへの登り 2381mピーク
2381m山頂。 2430m 最後の残雪
尾根から加加森山への分岐点。標識あり。 苔の樹林の加加森山。山頂をさがす。
加加森山山頂 2312m下 野芝の小開地
池口岳 感動! 原始的な迫力満点の景色 2179m鹿ノ平近くより北面の展望
尾根の南側のトラバース 水場標識あり 池口岳への登り
行程を振り返る。光岳、加加森山 ジャンクション標識。かなり登る。
池口岳北峰。ササの山頂 北西尾根登山路を下る。整備されていて明瞭。
大岩をふりかえる。固定ロープあり。 ザラナギ平 ササの幕営適地
ザラナギ平より池口岳 鶏冠山、中ノ尾根山
黒薙のガレ縁 黒薙 ササの幕営適地
池口岳登山口に到着 ベンチ、案内板 駐車スペースあり。
登山ガイド図 林道を30分ほどで集落。登山ポストあり。
飯田線平岡駅。駅舎の温泉にはいる。豊橋経由で浜松へもどる。 4日目。静岡経由で井川へ車回収に戻る。井川へのバス
最後は歩きで畑薙第一ダムへ戻る。感動のフィナーレ。 赤石温泉白樺荘 お疲れ様でした。
光岳より深南部の展望
2179m(鹿ノ平)より行程を振り返る。加加森山、光岳、信濃俣
謝辞
今回の山行は多くの方の長年の知見を参考にさせて頂いています。この場をお借りして御礼申し上げます。
参考にさせて頂いた書籍
「南アルプス 大いなる山 静かなる山」 永野敏夫 永野正子 著